2話 スクールライフの始まり
- ichigopanikku15
- 2016年8月10日
- 読了時間: 6分
「ふあぁぁぁぁぁ~~~~~~・・・・・・」


「ふあ・・・・・っくしょい!!!!」

キシッギシッ・・・

日向「あ・・・・!」

日向「えっと・・・おはよう!」
「你早・・・・・・・あ、おはよう」
日向(おお!中国語での挨拶!この人中国人かな?)

日向(よし!挨拶できた!昨日は声かけられなかったからなあ)

日向(次は名前を聞きたいな)
日向「・・・・・あ♪」
リリィ「お!日向じゃん!」

日向「リリィおはよう~!」

「「いえ~~~~~~~い!!!」
リリィ「いやあ~今日が楽しみで寝むれなかったわwww」

日向「そうなの?私はぐっすり寝れたけど・・・・・・大丈夫?」
リリィ「ああ寝れなかったから、悪戯でもしてやろうかとティクスの部屋に乗り込んだらアイツも起きてさあwww朝までポーカーしてたわ」
日向「本当に大丈夫?」
リリィ「よくあることだからなw」
日向「リリィってティクスって人と仲がいいんだね」

リリィ「まあ、小さいころから一緒に暮らしてたから、家族だし例えるなら可愛い弟だな」
日向「・・・・・・?そうなんだ。私は恐くて近寄れないな」
リリィ「恐い!?どこがwwwww私から見たら奴は子猫ちゃんだわwwww」
日向「子猫wwww」
パタン・・・

「はあ・・・・・」
リリィ「お!アンタ・・・あ、あれ・・・アイツの兄の・・・ええ~っと・・・まあいいや」

イアン「まあいいやって・・・。ああそうか、昨日自己紹介していなかったな。俺はイアンだよろしく」
リリィ「イアンね。OK!覚えたわ。アンタ外から入ってきたけど何してんの?」
イアン「ああいつもの日課」
日向「?」

リリィ「散歩か!朝が早い老人みたいだなwww」
イアン「外走ってきただけだけど・・・」

日向「へえ・・・偉いなあ・・・」 ボソッ

イアン「偉い?褒められることはしていないんだが・・・」
日向「あ・・・ごめん・・・」
イアン「・・・・・・・・・・」

日向(ああ~・・・今のは失礼だったかなあ・・・黙っちゃった・・・)
イアン「・・・君」

イアン「ここでは何か履いた方がいいよ」
日向「・・・・・・あ」
リリィ「うひゃやw本当に靴脱ぐんだな。初めて見たwwwwwww」

日向「あああ・・・つい癖で・・・!」

イアン「ここは室内でも靴履くから・・・」
日向「あ、ありがとう」

リリィ「弟と違って真面目そうだなw」
日向「そうだね・・・」

日向(ついにこの日が来た!)

日向「パンフレットで見た以上に立派だなあ」
リリィ「試験受けに来なかったのか?日向も推薦か!?」
日向「違うよwギリギリ受かったようなものだし。日本では別に受験会場があってそこで受けたの・・・もって・・・リリィもしや・・・」
リリィ「 推 薦 ♡ ちなみにティクスも」
日向「ええええええええ意外!!!」
リリィ「意外とは何じゃゴルァ!!!」
日向「あははごめんごめん。だって鼻くそとか普通に言ってるから(笑)」
リリィ「塗りたくるぞ!」
日向「それは勘弁してください!」
リリィ「ティクスは頭はアレだけど才能あるから、ここの学校側から毎度ラブコール貰ってたな」
日向「才能?」
リリィ「そのうち分かるよ」

日向「中・・・何か・・・凄いんですが・・・」
リリィ「ここ本当に学校か・・・?」
日向「この場違い感」
[教室]


コリー先生「今日から1年君たちの担任をするコリーだ」

コリー「この学校には世界各国から来た生徒がいる。勉強は勿論大切だが、異文化の共有や交流も楽しんで欲しい。君たちの将来必ず役に立つはずだ」

コリー先生「知っての通りこの学校は-------------------------------------------------------」

コリー先生「クラブ活動については、仲間内で楽しむものから、本格的に活動しているものまである」

リリィ「あ~・・・眠い・・・・」

リリィ「コリンちゃん話なげぇよ・・・」 ブツブツ

日向(いよいよ学校生活の始まりって感じがするなあ)
コリー先生「次の時間は各自自由に学校を散策してくれ」

リリィ「どこから行きますかえ?お嬢さん」
日向「リリィは見たいところある?」
リリィ「んにゃ。全然w」

日向「じゃあ、とりあえず歩いてみようよ」
リリィ「そうだな」

日向「まず2F!教室の奥の方は・・・」
リリィ「おお!吹き抜けじゃん」

日向「いいね。昼休みここから食堂眺めたい!」

リリィ「教室の向かい側はトイレになります」
日向「見れば分かりますw」
リリィ「奥は各部室みたいだな」
リリィ「3Fは2年と3年の教室みたいだな。静か過ぎねぇ?」

日向「1年以外今日は休みだよ?」
リリィ「まじかw知らんかったwww通りで人少ないわけだw」

リリィ「しっかしこっちは壁が綺麗だな・・・」ブツブツ
日向(ここかあ♡)

日向「1Fは職員室と・・・そこを奥に行くと・・・」

リリィ「さっきの食堂だな。結構広いな」
日向「ここでよくイベントやパーティーとかもするらしいね」
リリィ「おお!いいねぇ~」

日向「職員室の向かい側は保健室か」
リリィ「なんだあのイケメンは」
リリィ「残るはこっちの通路側だけだな」

日向「こういう通路おしゃれで素敵なだあ。歩くだけで楽しくなっちゃう」
リリィ「そうか?そういえばこの先は図書室じゃないか?朝ちらっと本棚見えた」
日向「図書室!楽しみだなあ」

リリィ「本読むの好きなん?」
日向「うん。それもだけどあの空間が好き」
リリィ「静か過ぎてイイィ・・・!!ってなるんだがwww」
日向「リリィはあまり本は読まないの?」
リリィ「読むけど外で読むなあ。晴れた日は気持ちがいいし」
日向「それもいいね!」

リリィ「ちょうど、そこの庭ベンチあるから丁度いいな」
日向「じゃあ今度一緒にまったり読書しようよ」
リリィ「おお!いいじゃん♪」
日向「楽しみがいっぱいだなあ♡」
ドンッ!!

日向「痛ッたぁ・・・」
リリィ「おい!日向大丈夫か!?」

日向「あ・・・うん」

日向「あ、あの・・・ごめんなさい」

「謝る前に、前を向いて歩いたら?」

日向「う・・・本当にごめんなさい!」
「この学校には君たちみたいな一般人ではない人もいるんだ」

「君たちの代わりはいても僕たち代わりはいない。気を付けた方がいいよ」

リリィ「なんじゃアイツ!!!!!」
日向「うう・・・やってしまった・・・」
リリィ「何で金持ちってやつはああ態度がでかいんだ腹立つ!!」

リリィ「日向~!」

リリィ「帰り寮の奴ら誘って近くのカフェいかない?」
日向「あ、ごめん!帰り寄ってかないといけないところがあるからまた今度いきたいなあ」
リリィ「まじかよ~分かった!今度絶対だからな!」
日向「うん。ありがと」

リリィ「で。どこ行くんだ?あ!男か!」
日向「今度紹介するね!」
リリィ「彼氏か!!この~!」
日向「年齢=の私にそんなこと言っちゃいます?」




日向(ここかあ・・・)
パタンッ

日向「・・・・・!!」

「いらっしゃい・・・・・おお・・・!!?」

日向「会いたかった!おにいちゃ~ん♥」

海「おう!ひさしぶりだな妹よ」むにむに
日向「おにひちゃふ・・・いひゃい・・・」
海「何でお前そんなに可愛すぎなんだよ!本当にむにむにだな!むに可愛かこのやろう!」」
日向「意味わかんないよお兄ちゃん」
海「学校はどうだった?友達はできたか?」

日向「うん。できたよ!凄く面白い子なんだけどね」

海「そうか。じゃあゆっくり聞こうとするかな」
日向「お兄ちゃんの話も沢山聞きたいなあ~」
久々のスクールライフの更新です。こっちはやっと始まりました。
とにかく教室での撮影に苦戦して時間がかかってしまいました><
とりあえず日向の兄を出せたのに満足しています。